やっちまったぁ〜。
バイナンスからメタマスクへBUSDを送金。
このときに送金ネットワークを、BSC(Binance Smart Chain)にするところを間違えてイーサリアムに送ってもうた。。。
こんかいはネットワークを間違えて送ってしまったBUSDを戻す方法を調べてみた。
メタマスクへの送金ならば問題ない
結論からいうと、BUSDはちゃんとメタマスクのイーサリアムチェーンに着金します。
なのでメタマスク から、再度BSCのアドレスへ送金すれば問題なしです。
【参考】バイナンスで間違えたネットワークに仮想通貨を送金した場合の対応方法
https://academy.binance.com/ja/articles/how-to-recover-crypto-transferred-to-the-wrong-network-on-binance
BUSDをイーサリアム(ETH)ネットワークへ送金してしまった。
BUSDとは
BUSDは、BinanceUSDとよばれ、Binanceによって開発されたステーブルコインです。
間違えたネットワークへ送金してしまった場合の対応方法
今回のようにイーサリアムにBSCトークンを送金してしまった。または、BSCトークンにイーサリアムトークンを送金してしまった場合。
対応方法は下記のいずれか。
対応方法
- BSCとイーサリアムの両方に対応するウォレットに送金した場合
- BSCまたはイーサリアムのどちらか一方だけ対応するウォレットに送金した場合
1.BSCとイーサリアムの両方に対応するウォレットに送金した場合
BSCとイーサリアムの両方に対応するウォレットとは、まさにメタマスクのこと。
メタマスクは、BSC、イーサリアムどちらのチェーンにも対応したウォレットです。
この場合、比較的かんたんにリカバリーが可能です。
対応手順
- メタマスクで着金確認をする
- 正しいブロックチェーンへ送金しなおす
メタマスクにBUSDトークンを追加して着金を確認する
では、メタマスクで着金確認をしてみましょう。
メタマスクを開いて、「イーサリアムメインネット」を選択。
トークンをインポートから、「BUSD」を追加。
検索から「BUSD」と検索すると、Binance USD が出てくるので、選択してトークンを追加。
BUSDトークンをメタマスクに追加すると、
着金してます!
イーサリアムメインネットにBUSDがちゃんと着金しているのが確認できました!
元のブロックチェーン BSCに戻す
メタマスクのイーサリアムチェーンにBUSDの存在が確認できたので、いったんバイナンスへ送金しなおします。
バイナンスのBUSD受取アドレスを調べる
バイナンスでBUSDを受取るためのアドレスを調べます。
Binanceにログイン後、「ウォレット」>「フィアットと現物(入金と出金)」>「入金」をクリック。
- 仮想通貨を選択 : BUSD を選択
- 入金先 ネットワーク : ネットワークの選択で BSC BNB Smart Chain(BEP20) を選択
BUSDのアドレスが表示されます。
あとはメタマスクからイーサリアムメインネットのBUSDを選択。
「送金」 から バイナンスのBUSD アドレスをコピー&ペーストで入力。
ガス代をメタマスクで確認。
あとは「確認」ボタンからバイナンスへ送金。
無事にバイナンスにBUSDがもどってきました。
このあと、メタマスクのBSCのほうへ送金しなおしました。
めでたしめでたし。
2.BSCまたはイーサリアムのどちらか一方だけ対応するウォレットに送金した場合
どちらかにしか対応していないウォレットへ送金した場合。
メタマスクなどBSC、イーサリアムどちらも使えるウォレットに口座を作る。
メタマスクで口座をつくる際に、間違えて送金してしまったウォレットの秘密鍵を使ってインポートすることで、間違えたウォレットへ外部からアクセス可能になります。
【参考】バイナンスで間違えたネットワークに仮想通貨を送金した場合の対応方法
https://academy.binance.com/ja/articles/how-to-recover-crypto-transferred-to-the-wrong-network-on-binance
まとめ
こんかいはBSC(BEP-20)とイーサリアム(ECR-20)を間違えて、違うブロックチェーンにBUSDを送金してしまいました。
このように違うブロックチェーンに送金してしまうトラブルはおこりがち。
BEP-20やECR-20というのは、トークンの入金、出金などの仕様をさだめたトークン規格。
名前が似てるように、この2つの規格は非常に似たものです。
ECR-20は、イーサリアム専用で、BEP-20はBSC専用の規格です。
ただしメタマスクであれば、BEP-20とECR-20のどちらの規格にも対応しているウォレットなので、今回のようにリカバリーが可能です。
慣れてきたころに、ほいほい とよく確認もせずに操作しがちで起こるミス。
みなさんも気をつけましょうね。