メタマスクの中身まるっと盗まれた!
みたいな話よくTwitterであがってきます。
なかにはホテルやカフェなどのフリーWifiへの接続で盗まれた、などのとんでも物騒な事例も。
このような危険に立ち向かうには、フリーwifiでも安全にネットができるVPNを使いましょう。
いまだに絶えないメタマスクの盗難被害
多いですね。メタマスクの盗難被害報告。
メタマスク盗難被害の心当たりが、フリーWifiへの接続 という理由も多い。
ネット社会ならではの被害ともいえますね。
勝手にスマホがフリーWifiにつながっている
まずは、こちらの動画をごらんください。
スマホでフリーWifiのアクセスポイントを作ると、ホイホイとスマホが繋がってくる様子がわかりますね。
自分の意思とは関係なく、スマホが勝手に身近のWifiアクセスポイントにつなぎにいっている場合もあります。
わたしは勝手に見知らぬWifiとつながるのが怖いので、まめにWifiを切るようにしていました。
でも 忘れるんだよね。だって人間だもの。。。。
暗号化されていない通信が危険
でも本当に危険なのは、フリーWifi スポットにつながることではありません。
マジやばいのは、フリーWifiスポットから暗号化されてない通信でサイトにアクセスすること。
いまやほとんどのサイトは、https と最後に s がついているはずです。
この s は Secure の s。つまりサイトとの通信は暗号化されていることをあらわしています。
インターネットが、常時https化になったのは2015年頃から。
それまでは、https は 情報を入力するフォームの部分だけに使われていて、その他は暗号化されない http での通信でした。
さすがに今となっては、入力フォームがhttp というサイトは無いとは思いますが、ゼロとは言い切れません。
インターネット接続時には、https暗号化通信をあらわす鍵のアイコンがあるか確認しましょう。
身近なネット通信の危険性
普段の生活でネット通信に絡む危険は
などがあげられます。
とくにフリーWifiスポットは、誰が開設したのか、わからないWifiアクセスポイントです。
動画のようにソフトを使えば簡単にWifiの通信内容を傍受できてしまいます。
恐ろしい。。。。
悪意をもった人間がWifi通信内容を傍受、盗聴する目的でフリーWifiを開設している可能性もあります。
メタマスクをサイトに接続する場合のキーはウォレットアドレスになります。
ウォレットアドレスは、メールアドレスと同じく隠しても調べればわかってしまう情報です。
そのためウォレットアドレスは、パスワードと違って平文で通信されている可能性もあります。
このウォレットアドレスを盗聴などで抜き取って、ニセDMなどピンポイントで別の攻撃を仕掛けてくる可能性も考えられます。
Wifi利用時には、通信内容の全てを相手に見えないようにするのがいちばん。
そのためにも、ネット通信内容をすべて暗号化してくれるのVPNの利用をおすすめします。
通信をすべて暗号化してくれるVPN
VPNとは、簡単にいえばすべての通信を「暗号化」してくれるサービス。
さらにVPNは、送信者と受信者の間に、専用の「トンネル」を作って通信を行います。
この専用「トンネル」を使って通信することで、盗聴や通信途中に割り込んでのなりすましを防止します。
つまりVPNを使うことで、ネットのプライバシーとセキュリティが大幅に向上します。
いまや誰もが、スマートフォンを持つ時代。
youtube、twitter、Instagramなど、ほぼすべてのアプリがネット通信をおこないます。
そして当然メタマスクも。
スマホを使っておこなわれる通信には
などがあります。
とくにスマホは、場所を選ばず使います。
カフェとか居酒屋とか駅とか歩きながらとか使いますよね。
そうすると危険なフリーWifiにつながる可能性も増えます。
外で使う頻度の高いスマホは、常にVPNをONにして、通信セキュリティ強度をあげる必要があります。
VPNこんな人におすすめ
会社の情報などリモートワークをおこなう人は、とくにVPNを使うことをおすすめします。
またVPNを使えば、国の制限を回避することも可能になります。
どういうことかというと、これはNordVPNの画面ですが、どこの国のVPNサーバーにつなぐかを選択できます。
日本にいる場合、普通にスマホを使うと
のような通信経路になります。
これがNordVPNでウクライナを選ぶと通信経路は
となります。
つまりサイトやアプリからみると、本当は日本にいるのに最終的にはウクライナから接続してきたようにみえるわけですね。
これで国を識別してアクセス制限をかけられている海外動画サイトなどにもアクセス可能に。
つまりVPNを使うと、どこからアクセスしているのか身元を隠せます。
じっさいにみてみましょう。
普通にアクセスした場合のログ
NordVPN経由でアクセスした場合のログ
普通にアクセスした場合のログは、自宅のnuro経由でのもの。
NordVPN経由は、アメリカ合衆国を選択してアクセスした場合のログ。
わかりますか。
NordVPN経由でサイトへアクセスすると、違う場所からのアクセスとして記録されます。
有料VPNを推奨
VPNのサービスには無料のものもあります。
が、オススメはできません。
無料VPNがおすすめできない理由として
などの理由があげられます。
セキュリティ、プライバシー強度を上げたいのに、逆効果になる恐れがあるのです。
ただより高いものはない。
VPNは有料サービスの利用を激しくオススメします。
おすすめの有料VPNサービス
注意 各社の金額プランは記事執筆時点のもの。変わっている可能性あります。
NordVPN
こんな人におすすめ
- コストパフォーマンスを求める
NordVPNは、「スピード_「セキュリティ」「プライバシー」すべてに優れたパフォーマンスを発揮。コストパフォーマンスの優れたVPNサービスです。
30日間返金保証。
1アカウントで最大6台のデバイスを同時に保護。
プラン名 | 1年プラン | 2年プラン |
スタンダードプラン | 620円 月額 | 440円 月額 |
プラスプラン | 770円 月額 | 590円 月額 |
コンプリートプラン | 960円 月額 | 780円 月額 |
インターリンク
こんな人におすすめ
- 固定IPアドレスをつかいたい
- テレワーク、リモートワークが多い
職場環境にアクセスするために固定IPが必要なかたにおすすめ。
ひとつの固定IPアドレスを複数人で使うこともできます。
固定IPは、スマートフォンでも利用可能です。
最大 2ヶ月の無料体験。
プラン名 | 料金 |
グループ専用VPN | 標準10アカウント5,500円 月額 |
国の制限を超えたい、旅先で日本の動画サイトにアクセスしたい場合はこちら。
セカイVPN をためしてみるGlocalVPN
こんな人におすすめ
- 海外から日本の動画サイトをみたい
GlocalVPNは、海外から日本の動画サイトに接続したい人に特化したVPN。
お試し期間7日間。
990円 月額 |
NordVPNを実際につかってみた
実際にNordVPNをアンドロイドにインストール。使ってみました。
NordVPN使い方は超かんたん
- NordVPNアプリをインストール
- クイック接続 ボタン押す
たったこれだけ。
インストール後アプリを立ち上げると、すでに最寄りの国のVPNサーバーに接続できるようになっています。
VPN接続されました。
難しい設定など一切ナシ。
ボタンを押すだけと驚きの簡単さです。
ここ最近は常時接続をONにして常にVPN接続しています。
アプリやサイト閲覧など、サクサクまったく問題なく使えます。
VPN接続だと一部ネットのスピードが落ちるものがありますが、NordVPNのスピードはまったく問題なし。カクつくこともありません。
ただ一部 Ymobileログイン時の wifiを切って簡単ログインがVPN経由だと使えませんでした。
NordVPNをためしてみるまとめ
1日最低1回はネット通信をおこなわないと生活が成り立たない現代社会。
ネット通信のセキュリティ強化は重要なポイント。
通信の暗号化なんて普段まったく気にもとめない箇所ですよね。
今回紹介した以外にもVPNサービスはたくさんあります。
各サービスとも無料お試し期間があります。
まずは、各社VPNを試してみることをオススメします。
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